このツールでは、一次関数のグラフを描画し、様々な操作や計算を行うことができます。
1. 関数操作タブ
一次関数の式 y = ax + b
の傾き (a) と切片 (b) を操作できます。
- スライダー: 傾きと切片のスライダーを動かすと、グラフの形や位置がリアルタイムに変化します。下の関数式やx切片、y切片も更新されます。
- 関数式入力: 上部の入力欄に直接
y = ax + b
の形式で関数式を入力し、「適用」ボタンを押すことでもグラフを変更できます。(例: y = 2x + 3
, y = -x + 5
, y = 4
, y = x
)
2. 座標計算タブ
座標に関する計算を行えます。
- y値を計算: 現在の関数式に対し、指定したx座標に対応するy座標を計算します。x入力欄に値を入れ、「y値を計算」ボタンを押します。
- 2点間の距離: 任意の2点の座標を入力し、「距離を計算」ボタンを押すと、その間の直線距離を求めます。
3. プロットされた点タブ
グラフ上に点を打ったり、管理したりできます。
- 点のプロット: グラフエリアの任意の場所をクリックすると、その位置に点が打たれます。点はリストに追加され、このタブに自動的に切り替わります。
- 点リスト: プロットされた点の一覧です。各点の座標と、現在の一次関数の「直線上」にあるか「直線外」にあるかが表示されます。
- 点の削除: 各点項目の右にある「削除」ボタンをクリックすると、その点をグラフとリストから削除できます。
グラフの見方
- グラフの中央が原点 (0, 0) です。
- 横方向がx軸、縦方向がy軸です。
- 目盛りの数値は、軸の近くに表示されています。
ツールを操作して、一次関数の性質を視覚的に理解してみましょう。